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ゼッフィレッリ演出「ラ・ボエーム」その②
今までこの演出はビデオなどの映像でしか見たことがなかったが、
今回初めてスカラ座で見ることとなった。

まず新鮮に驚いたのは極度の短縮法により空間の歪みである。

正面から見た場合は、とても奥行きがあるように見えるが、
実際はその半分くらいしかないのである。
スカラ座の舞台は大変奥行きがあり、
実寸でも十分な広さがあるはずだ。

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この遠近法はビデオでは分からなかった。
やはり劇場で見ることがいかに大切であるか痛感したのである。

そして演出はプラテア席からの視点で考えられていることも痛感した。

私が座ったのは天井桟敷席。
短縮法を違う角度から見ることは、
空間の歪みを強引に移動させるようなもので、
目の回るようなトリックアートの世界に引き込まれたのだ。
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by scalaza | 2008-07-23 18:42