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ゼッフィレッリ演出「ラ・ボエーム」その①
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ロドルフォは芸術家仲間とともに夢を語り恋を描いていた。
人生そのものが戯れにすぎないと感じる中、ミミが現れた。

ろうそくの火を借りに突然やってきた彼女にロドルフォは恋をした。
病弱な彼女の手は氷のように冷え切っていたのである。
http://jp.youtube.com/watch?v=hGJthDI_fsY

一方、親友のマルチェッロは、
貧乏が嫌いで彼のもとを去っていったムゼッタとよりを戻す。
http://jp.youtube.com/watch?v=IJc_zzah3vc
(スカラ座・ゼッフィレッリ演出)

この第二幕はオペラの中でもムーヴメントがあり見どころでもある。

マルチェッロの元の恋人ムゼッタが金持ちのパトロンとともにやってくる。
彼女は頻りにマルチェッロの気を引こうとするが、
彼はそれを意地でも無視しようとするのでさらに誘惑を続ける。
ついにムゼッタは靴がきつくて痛いと騒ぎ出し、
パトロンをあごで使い、靴屋へ修理に行かせる。

しかし、想いを絶ちきれずにいたマルチェッロは、
ムゼッタと互いに抱きあう。

彼らはカフェの勘定を済ませようとするが、
手持ちの資金が底をついている。
ムゼッタは支払いをパトロンに払わせることにし、
マルチェッロは裸足のムゼッタを抱えて去る。

全員が立ち去った後、パトロンがが靴を持って戻りムゼッタを探す。
ギャルソンが彼に勘定書きを手渡すとパトロンはその額に驚き、
その場に倒れ掛かる。

合唱が群集の喧騒を描写して第2幕を閉じる。
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by scalaza | 2008-06-30 18:42
スカラ座「椿姫」特集、その②
豪華絢爛オペラのステレオタイプである、このスカラ座「椿姫」。
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今や、もうスカラ座の十八番になっている。
もともとは92年に製作された演出である。

参考動画
http://jp.youtube.com/watch?v=xrFftnmkzPw

一途で純粋なアルフレードの愛によって、真実の愛を知る。
尊い自己犠牲と、燃える情熱、甘い旋律が満載されているこのオペラは、
1853年に作曲、初演されている。

物語の設定も1850年代ということは、
当時にしてはまさに「トレンディードラマ」(死語?)だったのである。

一幕30分、休憩35分。
二幕60分、途中の場面転換に7分と休憩30分。
三幕30分。
終了時間は23時20分。
オペラ終了時に日付が変わっていないことは大変素晴らしい。

そして人間国宝級になっている、ソプラノ歌手のデヴィーア。
4月に60歳になったばかりだが、未だに飛ぶ鳥落とす勢いである

こんなにしっくり来る「椿姫」は他では決して見ることが出来ない。
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by scalaza | 2008-06-11 17:59
スカラ座「椿姫」特集、その①
究極の悲恋ドラマといえばこの「椿姫」である。

舞台は1850年ころの花の都、パリ。
南仏・プロヴァンスから「ご遊学」にやってきたお坊ちゃんアルフレードは、
ある日、オペラ座で椿の花を片手に優雅にオペラを見る
ヴィオレッタに一目ぼれをした。
彼女は高級娼婦だが、教養があり気位も高く、
大金持ちのパトロンもいて贅沢三昧の日々を過ごしていた。

アルフレードはその日から毎日彼女のサロンに通いつめ、
必死で口説く彼の真摯な姿に
いつしかヴィオレッタも真実の愛に目覚める…
オペラ開始から25分後のことである。

ジェットコースター式に展開が速く、場面は突如変わって3ヵ月後。

アルフレードは彼女のために全てをなげうって
…といっても何の職業をしていたのか未だに謎であるが、
ヴィオレッタとの純愛に生きていたところに水が入った。

彼の父親がやってきて
「アルフレードを愛しているなら彼の将来のため分かれてほしい」という。
彼のために身を引く決意をするが、
何も事情を知らないアルフレードは「逆ギレ」して
パーティー席上でヴィオレッタを侮辱する。

失意のままに華やかな社交界から身を引いた頃、
結核の症状もますます進行し、パトロンにも逃げられ、
今では生活費もやっとの毎日である。
残り少ない日々をアルフレードとの思い出を胸に生きている…。

すると大展開、アルフレードが真実を知って詫びに来たのだ。
ほぼ危篤状態なのにもかかわらず、
かなり激しい二重唱で再会を喜ぶのだが、時はすでに遅し。
彼の腕に中で静かに死んでいく…。
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by scalaza | 2008-06-11 03:50