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「マゼッパ」
やはり今年も見てしまいました。
「のだめカンタービレ」新春スペシャル。

その中でちょっと気にになる曲があったのですが、
のだめちゃんが弾いていた「マゼッパ」(Mazeppa)。
フランツ・リストの音楽作品です。

ピアノの「超絶技巧練習曲」版では、
高音部、中音部、低音部の3行に分かれて書かれています。
いわゆる三段譜です。

普通の楽譜は高音部と低音部の二段を、
右手と左手に分けるのですが、
三段という事は、かなりの技術性が必要不可欠となります。

実は私はこの曲をはじめて聴いたのですが、
ピアニストには、限界がないですね。

参考までに、
チャイコフスキー・コンクールでの演奏、
Miroslav Kultyshevのマゼッパです。

http://jp.youtube.com/watch?v=LQPX_r7ifZA

彼は二位でした。(ちなみに一位は誰もいません。)
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by scalaza | 2008-01-14 21:29
「トリスタンとイゾルデ」
1857年から1859年にかけて作曲されたこの楽劇は、
1865ミュンヘンで初演され、3幕もの4時間コースとなってしまった。

トリスタンはスコットランド国王マルケの甥で、
王妃となるイゾルデを迎えに行くが、
その帰路、彼女の媚薬により2人は愛し合うようになり、
最後は悲劇で終わる。

短縮すれば、説明は5秒とかからない。

さて、この作品はワーグナー自身の友人、
ヴェーゼンドンク夫人マティルデとの悲恋が投影されているらしいが、
真意のほどはなんともいえない。

音楽的には半音階和法を徹底し、
前奏曲、第2幕の愛の二重唱、
最終場面の「イゾルデの愛の死」がよく知られる。

また、本楽曲はトリスタン和音が使われている曲としてもよく知られ、
この無限旋律がまるで螺旋のように高まっていく愛の二重唱。
永遠の夜と死をたたえ、
昼の世界の名誉や誇りのむなしさを、小一時間も呪っていた…。

イタリアオペラばかり見ていると、
愛の表現の仕方にギャップを感じてしまう。
「限りなく相手の耳元で愛をさけぶ」イタリアのほうが分かりやすい。

ある意味、快楽至上主義的なイタリアにくらべ、
理路整然とカマストラをまじめな顔で語られているようだ。

スイスを挟んでこうも感覚が違うのか?
アルプス山脈は偉大である。
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by scalaza | 2008-01-08 18:29
「2008年は4時間耐久オペラから」
本当に久しぶりにスカラ座へ足を運んだわけだが、
去年の秋口にも行ったことを、その時ようやく思い出した。

すっかりそのことは忘れてしまっていた理由は、
ファビオ・ヴァッキの新作オペラ「テネケ」が、
あまりにも難しい作品であったため、
記憶から自動消去されていたのである。

そして新年明けて、1月2日。
スカラ座の今シーズン開幕オペラである、
「トリスタンとイゾルデ」を見に行く機会をいただき、
その夜は、いつ夕食をとったらいいのか…、
その心配から入らなければならなかった。

18時30分開演。
一幕80分、休憩40分。
二幕80分、休憩40分。
三幕80分。
23時50分終演。

今回に限っては、休憩中に一度外に出るという技を使ってみた。
スカラ座を一度出て、再度入場する時は、
入り口にて再入場券を受け渡される。

これを持って、一回目の休憩で夕食を買いに行き、
二回目の休憩でしっかり食べる…。

完璧であった。

ワーグナーには痛い目に会わされたことがある。
その昔、学生のころ見に行った「ラインの黄金」…。

何の知識も持たずに行き、
しかも会場内に入ったと同時に暗くなったのである。
高を括っていた私は、
途中の休憩か拍手の時にでも席に付けばいいと思って、
会場の一番後ろで立ったまま機会をうかがっていたのだ。

しかし、「ラインの黄金」全一幕2時間30分。
音楽はノンストップ・リミックスに気がついたのは、
オペラ終了時に会場が拍手に包まれた時であった。

恐るべしワーグナー。

彼はヴェルディと「タメ」なのだが、
生まれた場所と環境で、こうも作品が違ってくるのか…。

トリスタンとイゾルデの1時間にわたる愛の二重唱。
ありえないね。
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by scalaza | 2008-01-07 08:38