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> ミラノ・スカラ座、2011年1月の見どころ。
「カヴァレリア・ルスティカーナ」と「パリアッチ」の二本立て…、
これは見逃せません。

まさにイタリアオペラのステレオタイプとも言われるこの二つの作品は、
何が良いかといえば、非常に分かりやすいのである。

まずは、カヴァレリアから。

ピエトロ・マスカーニ作曲全1幕、1時間10分(この短さがいい)。

舞台はシチリア…。
村娘のサントゥッツァの心は憔悴していた。
その原因は恋人のトゥリッドゥせいである。

彼は兵隊に行く前、ローラと付き合っていた。
しかし戦争から帰ってくるとローラはアルフィオの妻になっていた。
…彼はサントゥッツァを愛することで悲しみを消そうとしていたのである。

しかし、嫉妬深いローラは自分が人妻であることも忘れ、
彼を取り戻そうとしている。
d0103431_8483357.gif

完全に優位に立っているローラの「ドヤ顔」はここの見せ場。
必死に彼を説得しようとしているサントゥッツァとの対比である。

トゥリッドゥの逆ギレに対して、
さらにブチ切れたサントゥッツァの言葉が、
その後のとんでもない悲劇に繋がる…。

オペラ作曲コンクールの優勝作であるこの作品は、
写実主義であり「田舎の騎士道」という意味。
全編を通して劇的な描写に富んでいます。

ラストシーンの直前に置かれた間奏曲は、嵐の前の静けさ。
クラシック音楽の中でも最も人気のある曲として知られています。
http://www.youtube.com/watch?v=Xvdig4N0bpk

数多くあるイタリアオペラの中でも、
ダントツでお勧めできる作品です。

でも…、
ローラは自分から彼を捨てたんです。
彼がサントゥッツァと幸せになろうとしているのに、
それに対して嫉妬をしているんです…。

自分の元彼が、別の女と幸せになるのはイヤですか?
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by scalaza | 2010-12-30 09:06

川倉 靖(かわくらやすし)氏による2009-10年スカラ座オペラのブログです。
by scalaza
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